いつの時代だとしても、私は心から愛するよ
とあるブログが物議を醸しておりますね。
ずーーーっとおもってて、いつか書きたいなって思ってたことがあって。もしかしたらいまなんじゃないのかなって思って。
年の瀬だし。思いの丈をぶちまけようと思っております。
私が嵐を好きになったのはいまから10年前の2006年。
売れてなかったとは言わないにしても、ドームツアーもまだ出来ない、5人でのレギュラー番組も深夜とローカルしか持っていない、知名度もそこまではないような、そんな時代でした。
20代前半から半ばの、いけいけの兄ちゃんたち。
キラキラしてて、楽しそうで、仲が良さそうで、パワーに溢れていて、上へ上へ、手を取り合って向かっていく姿が凄く好きでした。
そして、実際に高いところに進んでいく5人が本当に誇りでした。
がむしゃらだった。
規制もそこまでなかった。
やりたいことができていた。
好きなことができていた。
ファンとの距離が近かった。
目標があって、エネルギーがあった。
向かっている先が明確だった。
若かった。
それから月日が流れ、いろんなことが起こり、
多分色んなことをそれぞれ考えたんだろうな。
私の意見です。
わたしは、嵐が変わってしまった、
というよりも、
「嵐が置かれている環境が変わってしまった」
だけなんだろうな、と思っています。
国民的アイドルと呼ばれ、
だれでも知っている知名度を手に入れ、
チケットがまったく手に入らない人気ぶりになり、
全員が30代の半ばに差し掛かり。
そんな状況で、今までと全く変わらないことをやり続けるのって、一部の応援しているファンしか楽しめないことをやるのって、そんな現状維持って、ただの衰退じゃないのかな、って思ってしまいます。
何年前か忘れたけど、全くジャニオタでもなんでもない同級生が歌番組の特番を見て、
「嵐の安心感ってやっぱいいなあ」
ってツイートしてたんです。
たしかそのときも、嵐はいつもの、みんなが知っているようなメドレーを披露していて。
オタ垢ではなんでこんなつまんないの、って言われてたんです。
でも、私はその友達のツイートを見て、
嵐に求められてるのってきっとそこなんだろうなって、すーごい納得しちゃったんです。
ジャニオタだげじゃなくて、もっともっと大多数の国民が、嵐を見て、あー知ってる!いいなあ、すきだなあ、って思う、
それが「国民的アイドル」と呼ばれるようになった代償で、価値なんだろうなって。
だから、
「いつもと同じ曲しか歌わない」
「守ることしかしない」
「昔の方が良かった、すきだった」
置かれてる環境が違うんだもん。
しょうがないじゃん。
でも私は、嵐の5人がそれに甘んじてるとは決して思いません。
「アリーナでみんなの近くに行けたのが今年一番良かった」
年末のどのテキストを読んでも、二宮くんは必ずこう言ってくれる。
会える機会を心の底から喜んでくれる。
5人が潤くんを筆頭に時間をかけて考えて、
全員が楽しめる、かつ、新しいことを取り入れコンサートを毎年更新してくれる。
いつになっても、いくつになっても、最後には「今年のコンサートも凄く楽しかった!」って言ってくれる。
「来年はもっとみんなに会える機会を増やしたい」って言ってくれる。
置かれてる環境は変わって、嵐もいい意味で変わって、でも根底は何も変わってなくて。
変わっていいんです。
だって現状維持じゃ5人は絶対納得しないもん。
わたしは
変わっていく嵐がすきで、
変わらない嵐がすきです。
意地でもプライドでもなく、
一緒に過ごす空間の楽しさが毎年更新されるから、「来年も好きでいたいな」って思えるんです。
「みんなの嵐」の部分しか見えなくて、見れなくて、好きになれないって判断するならそれはそれでいいと思う。
ただ、過去にしがみついて、今の嵐を否定して、粗探しをするのは、うーん、個人的には好きではないなっていう、そういう意見です。
このブログを読んでくれている人は知っていると思うけど、私はNEWSも大好きです。
似てるけど全然違うと思う。
違うぶんだけ、ふたつのグループが大好きなんです。
嵐もNEWSも今後の目指す場所は全然違ってくるのかもしれないし、同じ土俵ではないのかもしれないけど、だからこそ、違う尺度からわたしはずっとふたつのグループを好きでいたい。
そういうオタクもいるんだよ、って、
頭の片隅にでもいれておいてくれる人が1人でもいたら嬉しいなって、そう思います。
思い立って勢いで書いたから、
書き直すかもしれません(笑)
おしまい!(笑)